酒屋慶風   |美味しさのかたち| ご注文は丸又商店


蔵元訪問記   〔兵庫の蔵元〕 田治米酒造さん
兵庫県朝来市山東町矢名瀬町545

酒名「竹泉」(ちくせん)

平成17年(2005年)8月16日訪問


夏のお盆休みに兵庫県の中ほどに位置する蔵元、田治米酒造さんに伺ってきました。

すがすがしい空気が夏の暑さを一瞬忘れさせてくれます。
やはり、田舎の空気は違います。
きれいです。
忘れていた懐かしさを感じます。
ゆったりと時が流れていてくれる。
自然の中で作物が実り、日々の生活に豊かな彩りを添えてくれる。
そんな日本の原風景を感じます。

う〜ん、日本に生まれて良かった・・。
なんだか忘れかけていたずっと昔、そう何十年も前にタイムスリップしたような気分です。

そうそう、この感覚はたぶんスローフードって言う概念にも繋がる感じです。


          (右)専務の田治米博貴さん
この地で醸される地酒、「竹泉」(ちくせん)。
大いなる日本酒の可能性を存分に発揮されたその味わいは、本物の品質・味わい共に優れたお酒です。







中庭を望む。

手入れが行き届いていて感心します。
この庭の向こう側には小川が流れ、夏は蛍が一杯くるそうです。

地元和田山の農家と契約して酒米「雄町」を栽培している田圃です。
ちょうど稲が穂を付け始めたところです。
ほぼ無農薬に近い減農薬で作っています。

ここ兵庫県はなんと言っても「山田錦」が有名ですが、この田圃はおそらく兵庫県で唯一の「雄町」の田圃です。
つまり、西日本でしか栽培されない「雄町」ですが、この地がその最も東に位置することになります。
近くにある山の頂まで登ることが出来ました。
こうして眺めて見ると、この辺りが盆地であることが良く分かります。
実際、この辺りを車で走っていただいた訳ですが、正に日本の原風景を見るような感じがしました。

小川があり、水田があり、木々が茂る山があり、おそらく季節ごとの移り変わりも昔を残していることでしょう。

あ、そら、銀ヤンマが・・。
兎(うさぎ)追いし かの山

小鮒(こぶな)釣りし かの川

夢は今もめぐりて

忘れがたき ふるさと
            ふるさとの詩が聞こえる、風が沁みる原風景。 
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